2022年12月の記事一覧

「ビーチコーミング」って知っていますか【校長先生の特別授業】

「ビーチコーミング」とは,

海岸などに打ち上げられた漂着物を収集の対象にしたり,観察すること。漂着物を加工したり,標本にしたり,装飾して楽しむこと。

 

これは何かわかりますか。とある海岸に落ちていたものをきれいに洗浄したものだそうです。

これを拾うために「ビーチコーミング」をしているのが,

校長先生でした!

これまでの海に近い場所に住んでいたこともあったそうで,時間があると海岸線を歩きながら漂着しているものを観察したりしているとのこと。

海岸には様々なものが漂着します。その中には動物(もちろん絶命していますが)もたくさんいるそうです。海の生物だけではなく,陸の生物が海に落とされ,それが海岸に打ち上げられることもあるそうです。

最初の画像の骨ですが,何の骨なんでしょう?

校長先生の授業の中ではそれを生徒と考えながら進める授業でした。

校長先生も様々な骨と出会い(?)「これかな」「あれかな」とずっと考えたそうです。

「もしかしたら,人間の骨?怖い…」

「いや人間の体には,こんな大きな骨が入るところはない。では何だ?」

・・・

そんなことを想像や学校で習った知識を「活用」することで,

目の前にある事象(骨)から「「こうではないかな」と「考える」ことが楽しいことだということを教えてくれた授業でした。

では,この動物は「なぜ海岸に漂着した」のでしょう。

そのことを考えると,人の生活,動物との共存など街づくりやものづくりを考えるきっかけになると思います。ビーチコーミングは奥が深いです。骨だけではなく,漂着物でアートなものを作成する方もいるようです。

校長先生は今でも海岸を歩きながら,漂着物を観察しているそうです。

もしよければ,皆さんもどうですか。